もの忘れ外来

担当医紹介

山川 百合子(やまかわ ゆりこ)
  • 名古屋大学卒業
  • 精神保健指定医
  • 日本総合病院精神医学会一般病院連携精神医学専門医
  • 日本精神神経学会精神科専門医
  • 日本精神神経学会精神科専門医制度指導医
  • 認知症診療医

もの忘れ外来について

もの忘れ(物忘れ)の症状はおそらく誰でも経験のあることですが、中には加齢などによる病気ではないものや、認知症や脳梗塞などの病気が原因となってあらわれるものまであります。
心配な方はぜひ一度受診し診察や検査を受けていただくことをおすすめします。

MCI (Mild Cognitive Impairment) 軽度認知障害のご相談

MCIとは、認知症の前段階のことで軽度認知障害といいます。日常生活ではあまり支障とならないため、受診するきっかけが無く徐々に悪化してしまいます。しかし治療を適切に行うことで、認知症の進行を遅らせることが出来ます。

軽度認知障害(MCI)の5つの条件

  1. 本人および家族から記憶障害の訴えがある
  2. 年齢や教育レベルだけで説明できない記憶障害がある
  3. 日常生活は普通にできる
  4. 全般的な認知機能は正常
  5. 認知症ではない
    [ Petersen らにより提唱されたMCI定義による ]

軽度認知障害(MCI)の臨床的な定義

  • 記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
  • 客観的に1つ以上の認知機能(記憶や見当識など)の障害が認められる
  • 日常生活動作は正常
  • 認知症ではない

 出典:日本神経学会「認知症疾患診療ガイドライン2017」を基に作成

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