「治す医療」から「治し、支える医療」へ・・・センターをより充実します
その実現のために、私たちは明確な目標を掲げ、着実に前進してまいります。ひとりひとりの感覚の健康を見据えた、予防から治療、そして生活支援までの一貫した医療体制。地域の皆さまの「日常の安心」を確かな医療へ。
目標1:「治す医療」から「治し、支える医療」
超高齢社会となり、人生を豊かに送るために感覚器の健康が極めて重要です。人間の五感は、見る、聴く、匂う、味わう、触るですが、それに加えて身体のバランス(平衡覚)の六感が正常に機能して初めて日々の生活をエンジョイできると思います。耳鼻咽喉科はこの六感のうち、4つ感覚を扱っています。難聴がある場合には認知症に約5倍かかりやすくなると報告されており、認知症の発症初期にはふらつきが出現し、さらにアルツハイマー病の初期に嗅覚障害が発症することもわかってきました。感覚器の障害を早期に発見し、適切な支え、つまり「支援医療」が極めて重要だと考えます。当科ではめまい・ふらつきに対して、めまい専門外来での精密検査およびリハビリ指導、難聴患者に対しては聴力改善手術を実施ししています(手術の種類によっては筑波大へ紹介させていただいています)。さらに補聴器専門外来では、難聴高齢者に対する補聴器の適切なフィッティングを行い、多くの患者さんが会話を楽しめるようになっています。
目標2:食べることをあきらめない Never give up eating!
肺炎は死亡の3大原因の一つであり、高齢者肺炎の70%以上は誤嚥性肺炎です。最後までおいしいものを食べたいというのはすべての人の望みだと思います。高齢者における嚥下障害の改善と誤嚥性肺炎を予防する目的で、当科ではリハビリ科と共同で、外来や入院患者の嚥下検査を行っています。嚥下状態を正しく正確に評価することにより、食べる訓練・リハビリを適切に行い、介護食の選択などを指導し、食事を楽しめる患者さんが増加しています。
主な症状・疾患と手術方法
病気を知ろう
耳鼻咽喉科では、中耳炎、鼻アレルギー、におい・味覚障害、声がれなどの耳・鼻・のどの病気に加えて、いびきや睡眠時無呼吸症候群、さらにお年寄りの誤嚥性肺炎の原因となる飲み込み(嚥下)障害など、様々な症状に対応します。
日帰り手術の流れ
まずは外来を受診していただきます。
その後必要な検査を行い、手術内容を決定していきます。
手術後はそのまま帰宅していただき、その後週1~2回毎に外来を受診していただきます。
手術の種類
イヤーサージャリーコース(耳)、ノーズサージャリーコース(鼻)、フォノサージャリーコース(声帯)、スノアサージャリーコース(いびき)があります。全て30分から1時間で終わる手術です。
Q&A
耳・鼻・のど・アレルギーなどの症状で受診される患者さんから寄せられた質問を、Q&A形式でご紹介しています。掲載されていないご質問につきましてはお気軽にお問い合わせください。
耳鼻咽喉科の活動
当センターでは、院内職員向けの講演会・研修会や、院外の医療関係者または地域の一般の方を対象とした講演会・研修会を企画・開催しております。また学会等にも積極的に参加しております。




