人生の質
医療はこれまで人の命の長さを如何に伸ばすかを追求してきました。しかし、健康寿命という言葉ができ、命の長さはもちろん生活の質ということが問われる時代になってきています。このことを実現するためには、疾患をより早い段階で見つけ、できるだけ患者さんの負担が少ない方法で治療することが必要になってきます。そのためには自覚症状がでる前に疾患の芽を見つけ摘み取る必要があります。これこそ人間ドックや健康診断の目的なのです。
当院当科はこの目的に沿って、最新の医療設備を通して疾患の早期発見に努めております。当科のモットーは「正確な情報を安全に収集し、できるだけ早く親切でわかりやすくお伝えする。」ことです。職員はあったかく笑顔で接しますので、何でもご要望やご質問をお伝えください。できうる範囲で対応させていただきます。
ご本人とご家族の明るい未来の実現に少しでもお役に立つことを願っております。
人間ドック・健診センター長 石塚 裕昭
感染症対策に関するお願い
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが令和5年5月8日から変更されましたが、当院 健康管理室では引き続き、新型コロナウイルス感染症を含めた感染対策を継続してまいります。
皆様が安心・安全に受診できるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
受診に際してのお願い
- 健康診断、人間ドックを受けられる方は、受付時の体温測定にご協力ください。
- 院内では、原則として「不織布マスクの着用」をお願いいたします。個人の体質等により不織布マスクの使用が困難な場合には、使用可能な材質のマスクをご着用ください。
- 入口等にアルコール消毒液を準備していますので、来院時、お帰りになる際の他、健診中も適宜手指消毒やハンドソープ等による手洗いをお願いいたします。
- マスクを着用のうえ、ご来院ください。
受診制限
次に該当する方は、受診することが出来ません。体調が回復されてから受診してください。
1. 新型コロナウイルス発症後7日間経過していない、または症状が軽減していない方
2. 急性感染症(季節性インフルエンザ・麻疹など)に罹患後、療養期間が終了していない方
(学校保健安全法 出席停止期間に準じる)
3. 受診当日に、体調不良の方
【体調不良の定義】※慢性症状は除く
発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、
嘔気、嘔吐、味覚障害、嗅覚障害
※検査中に感染症等を疑う所見や数値、上記事項が判明した際は、健診を中止させて頂く場合がございます。
※受診日の変更につきましては、下記までお電話ください。
受診延期を考慮していただきたい場合
- 急性感染症に罹患した場合、他者への感染の心配がなくなった後もしばらくの間は健診の結果に異常がみられる可能性があります。体調が十分に回復してから受診することを推奨いたします。
- 新型コロナワクチンを接種した方:接種後3日以上経過してから受診することを推奨いたします。福反応が起きた方は、体調が十分に回復してから受診することを推奨いたします。
人間ドック・健康診断のご案内
健康だと思っていても、身体の中は自分では気付かないうちに異変が起こっているかもしれません。現代社会では、特に生活習慣病、メタボリックシンドロームや悪性腫瘍(がん)などを抱える方が増えています。ご自分の健康状態を定期的に確認し、早期発見・早期治療をするため、当院の人間ドック・健康診断をご活用ください。
人間ドックでは、当院ならではの「苦痛の少ない内視鏡検査」を含めたコースや、女性特有の疾患を調べるコースを特徴としています。ほかには、生活習慣病予防検診や健康診断、内視鏡検査による胃・大腸がん検査や子宮がん・乳がん検査等の単独検査の受診も受け付けております。
リラックスして健診を受けていただけるよう、少人数の予約制にしております。
健康管理室とは
がん・脳卒中・心筋梗塞などの疾患を無症状のうちに早期発見、早期治療に結びつけることが健診(検診)の目的であり、それをお手伝いすることが健康管理室の役割です。
健康管理室では、下記の業務を行っています。
- 人間ドック、脳ドック(市町村および各健保)における健診業務と保健指導
- 生活習慣病予防健診、定期健診(労働安全法)における健診業務と保健指導
- 特定健診(メタボリック健診)における健診業務と保健指導
- 各ドックおよび健診の検査結果報告書の作成と送付
ご予約およびお問い合わせ
TEL:0297-46-0877
お電話受け付け時間 9:00~16:30(水・日・祝祭日除く)
※予約の取り消しは、5日前までにお願いします。