2021年4月1日より、血液(生化学)検査の上記2項目について測定方法が変更となります。
日本国内で採用している現行法の「JSCC法」から、世界的に普及している「IFCC法」に変わります。これにより、病気と無関係な異常値の出現が減り,
臨床的意義が向上します。また病診連携における相互紹介をスムーズに行えるようになります。さらには海外との測定値と互換性を持つことで、検査のグローバル化が進んでいきます。
測定方法の変更に伴い、項目名称と基準値も変更となります。
ALP
【現行法 :JSCC法】 ALP 100~325 U/L (成人男女)【新測定法:IFCC法】 ALP(IFCC) 38~113 U/L (成人男女)
※基準値が現行法「JSCC法」の約1/3になります。
LD
【現行法 :JSCC法】 LD(LDH) 120~240 U/L【新測定法:IFCC法】 LD(IFCC) 124~222 U/L