まだ、寒い日が続きますが、寒い時の食卓といえば鍋料理です。忙しくしている我が家でも料理しながら食べられて大助かりです。「もうお肉と春菊は食べごろよ、ねぎと豆腐はもう少し」などとにぎやかに、そのうえ野菜も驚くほどたくさん食べられます。ウィークディには、帰りの遅い家族のために消化のよく栄養のバランスも優れものの一人鍋が重宝します。具が沢山の湯豆腐だったり、うどんを入れたりおじやにしたり、土鍋サイズは、6号(直径21センチ)一人用と9号(直径32センチ)4から5人用を使いわけ、鍋を楽しんでいます。 たくさんの鍋料理を分けてみます。
その一 汁物?汁に昆布とかつお節でだしをとって味つけして作る。煮込みおでん、寄せ鍋、ごま汁、かす汁等、郷土や家庭により汁の色や味は様々です。
そのニ 水煮?汁に味つけせず、真水または昆布だしで炊きます。湯豆腐、ちり鍋、しゃぶしゃぶ、水炊き、ポン酢醤油や土佐醤油に生姜、ねぎ等、薬味を添えて食べます。その一とそのニは保温力があり味の変化の少ない土鍋が適しています。
その三 すき焼き?濃い味つけで底の浅い鉄鍋を使います。 さて、あなたはどんな鍋仕立てを選びますか。その特徴を知り食材にもこだわって、熱々の食卓を囲みましょう。晩酌に一本つけて、今夜はたらちりと決めませんか。
材料4人前
旬のまだら(塩たらでも)4切れ・白菜8枚・ほうれん草半束・春菊1束・しめじ1袋・木綿豆腐1丁半・大根250g・赤唐辛子・浅葱少々・レモン1個・だし昆布20センチ
下ごしらえ
- たらは一口大に切り、塩一つまみを入れた熱湯で軽く霜降りにして流水で洗う。
- 白菜は塩一つまみをいれた熱湯で、一枚ずつはがし茹で盆ザルにとる。
- ほうれん草はその湯で色よく茹で水にさらす。
- 巻き廉で3.のほうれん草を芯に2.の白菜で巻き小口から3センチに切る。
- 春菊は水洗いし軸のかたいところは除く。
- しめじは小房にわける。 木綿豆腐はやっこに切る。
薬味
- 紅葉おろしを作る。大根に種を取った赤唐辛子を差し込み、一緒におろしかるく水を切る。
- ポン酢醤油はレモンと醤油を同割にする。
- 浅葱は小口に切る。
- 大きい皿に用意した材料を盛り合わせる。
鍋を作る
- だし昆布を土鍋にいれ水を張り煮立ちはじめに取り出す。
- たらと野菜を入れポン酢醤油に薬味を添え食べる。