活動その1バージャーフォーラム
2011年6月に日本のバージャー病研究グループとタイのバージャー病研究グループ共同で、チェンマイにおいて、Buerger Disease Forum in Chiang Mai 2011を共催しましたが、今年度も2nd Buerger Disease Forum in Chiang Mai 2012を共催いたしました。この間タイは未曽有の大洪水に見舞われましたが、今年もお互いに新たな研究成果を出し合い、共同研究に向けて親睦を深めました。
活動その2バージャーフォーラム
2011年6月に日本のバージャー病研究グループとタイのバージャー病研究グループ共同で、チェンマイにおいて、Buerger Disease Forum in Chiang Mai 2011を共催して以来、今年度で4回目となる4th Japanese-Thai Buerger Disease Forumをタイ、チェンマイにて開催いたしました。今回は特に、3年ぶりに東京医科歯科大学大学院歯周病学分野和泉雄一教授が参加され、タイ、バンコクのマヒドール大学からRudee Surarit准教授が招待講演演者として参加されました。また、次回のフォーラムから、会場をタイからベトナムへ移し、共同研究対象をバージャー病だけでなくより広く血管系疾患全体に広げていくことになりました。
活動その3実験
研究所ではバージャー病の病因を究明するというテーマを1つの目標としています。
今回はラット(ねずみ)を使用し、血管内に歯周病菌を含んだ血の塊を作り血管との反応を観察するという方法をとりました。結果は動脈、静脈ともに人間と同じ所見に一致するという驚くべき結果がでました。現在更に分析を進め近々に発表できる見込みです。「バージャー病は治る病気である」それがいままさに実現しようとしています。