脳卒中（脳梗塞、脳出血、くも膜下出血）に関わる、脳動脈瘤や脳動脈狭窄・頸動脈狭窄などの病気は自覚症状がほとんどなく進行します。そしてある日突然、その日がやってきます。脳梗塞は寝たきりの原因No.1であり、発症を予防することが大切です。また、脳動脈瘤破裂によって発症する、くも膜下出血は60～70％が死亡を含め予後不良です。これらを発見するためには、定期的なMRIを用いた検査が極めて重要です。
こんな人におすすめ
・60歳以上の方
・生活習慣病（高血圧、糖尿病、高コレステロール血症）をお持ちの方
・脳卒中を発症した方が血縁者にいる方
・脳卒中がご心配な方
MRIとは
磁気の力を応用して検査をする装置です。
撮影時間はおよそ20～30分で脳を輪切りした様な非常に鮮明な画像が得られます。また、撮影で得られたデータをコンピューターに計算させて流れのある部分を立体的に描出させることが出来ます。
これは脳動脈瘤などの脳血管病変を探し出すことに大変適してます。
特殊な薬剤等を使用せずとも撮影ができるので非常に体に優しい検査が出来ます。
どんな検査？
1. MRI装置による脳血管・頸動脈、過去の尿病変を検索します
脳梗塞の原因になる、脳血管病変、頸動脈病変、未破裂脳動脈瘤にターゲットを絞り検査を行います。また今後の脳梗塞のリスクも評価します。
2. お手軽で時間も短い
検査時間は15分程度、検査から結果説明まで1～2時間程度です。
3. 結果は検査後、専門医より直接お伝えします
検査後に担当専門医より、結果についてお話しします。今後、どんなことに注意して生活したらいいかなどを詳細にお伝えします。
お問い合わせ
料 金 ：￥15,000円（税込み￥16,500） ※自費診療
検査内容 ：頭部MRIによるT2 FLAIR画像、頭蓋内MRA・頚部MRA
診 察 日 ：月・火・木・土（完全予約制）※年末年始・祝日を除く
（外来の受付状況により、お待ちいただくことがありますのでご了承ください）
診察ご希望の患者様は、お電話にてお問合せください。
守谷慶友病院 健康管理室 0297-46-0877 「脳血管検診予約」とお伝えください。