看護職員の負担軽減および処遇の改善に関する取り組み事項

目的

当院では、看護職員の負担の軽減および処遇の改善に資することを目的とする計画を策定し、これに基づき以下の取り組みを実施しております。患者さん、ご家族の皆様にも、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

1.看護職員の負担の軽減および処遇の改善に資する体制

 (1)看護職員の勤務状況の把握等
□ 勤務時間 週 37.5時間
□ 2交代の夜勤に係る配慮
・11時間以上の勤務間隔の確保
・夜勤の連続回数が2連続(2回)まで
□ 看護補助者の夜間配置
□ みなし看護補助者を除いた看護補助者比率5割以上
□ 夜間院内保育所の設置

(2)多職種からなる役割分担推進のための委員会又は会議
□ 労働安全衛生委員会 開催頻度毎月1回 参加人数8人

(3)看護職員の負担の軽減および処遇の改善に資する計画
□ 計画の策定
□ 職員に対する計画の周知(院内掲示・ホームページに掲載)

2.看護職員の負担軽減および処遇の改善に資する具体的な取り組み内容

(1)業務量の調整
年2回業務量調査を行い、時間外労働が発生しないための調整

(2)新卒職員、新入職員、妊娠中の看護職員に対する配慮
名札の色分け、妊婦バッチをつけることで、心理的不安の軽減、身体的負担軽減を図る

(3)妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮
育児休業・介護休業・深夜業の制限、育児短時間勤務 等

(4)看護補助者の配置
看護補助者の夜間配置
看護補助者へのタスクシフト

(5)多職種との業務負担
リハビリ科との連携による、リハビリの患者送迎
臨床検査技師による、採血の実施
救急救命士による、救急搬送時の介助、診療の補助
臨床工学士による、医療機器管理

(6)多様な勤務形態の導入
希望にかなった勤務体制
妊娠・子育て中の短時間勤務、夜勤の減免制度
夜勤専従者の確保

(7)研修会・勉強間の実施時間
研修会、職場での勉強会は勤務内で実施の推進

(8)安定的な欠員補充と定着推進
継続

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