専門資格看護師

特定行為看護師 飯田雅也

 平成29年10月に筑波大学附属病院特定行為研修を受講しました。受講するにあたり幾つかの不安がありました。特に受講期間の経済的な問題が大きなハードルとなっていましたが、特定行為研修に対し①受講費の全額負担②実習期間は研修扱いとなり給料を保証するといったとても手厚い援助により受講が実現しました。
 研修終了後の活動においても看護部だけでなく、院長をはじめ医師が看護師特定行為に対し理解を示してくれるため実践しやすい環境が作られています。もちろん安全面の配慮も十分整えられています。現在は主に、創傷ケア、人工呼吸器管理に携わっています。
 2025年の団塊の世代が75歳を超え超高齢化社会を迎える日本において当院のような市中病院の役割は重要であり、地域に密着した質の高い医療・看護を提供することが必要となります。その中で自身が当院でのロールモデルになれるよう努力していきたいと思っています。

特定行為看護師 坂入綾花

 特定行為看護師とは、2015年より厚生労働省が開始した「特定行為に係る看護師の研修」を修了した看護師のことを言います。これまで医師にしかできなかった医療行為(特定行為)を医師の作成した手順書により実施することができる看護師です。 私は2022年までに4区分の研修を修了し、現在は急性期病棟で勤務しています。人工呼吸器の設定の変更や、直接動脈穿刺による採血などを中心に特定行為を実施しています。看護師の知識や技術をベースに研修で学んだ医学的知識を活かしながら日々看護に取り組んでいます。患者に近い存在の看護師がリアルタイムに特定行為を実施することで、患者さんの早期回復や疾病の悪化予防につながればと思っています。また、医師や他職種と共働しチーム医療の架け橋となるとともに、急性期病棟の看護師として看護を実施できるよう日々研鑽しています。

特定行為看護師 狩野扶美子

 当院ではすでに2名の特定行為看護師が活躍しています。厚生労働省により現在、特定行為は21区分38行為が定められており、特定行為看護師は救急医療~在宅医療までを支えて行く役割を担っています。私は2025年度までに救急領域を含めた6区分13行為の研修を終了しました。現在所属している急性期病棟では人工呼吸器の管理を中心に、救急外来では医師到着までの初期対応に携わっていきます。研修で学んだ技術を使い医師の診察までの間に全身状態の評価を行い対応していくことで、早期の治療開始が可能となります。また患者さんに1番身近な看護師が異常を感じた時、特定行為看護師が介入・特定行為を実施することで患者さんの苦痛や不安の緩和、家族の不安軽減、疾病の早期回復に繋がっていくと考えます。
 当院ではママさん看護師が多数在籍しており私自身も子育て真っ最中です。研修費用全額負担や応援してくれる職場環境はもちろんですが、学童期までの子どもを預けられる24時間託児も併設しており安心して仕事や研修を行える環境が整っています。特に働くママパパたちのロールモデルとなり、子育て中でもどんどんチャレンジしていきたいと思えるような環境を整えていきたいと思います。

特定行為看護師 大島真友実

 看護師特定行為研修を修了した看護師は、医師の包括的指示のもと医療行為を行うことができるため、医師の指示を待たずともタイムリーな医療の提供につなげること、医師及び看護師の負担軽減やタスクシフト・シェアが期待されています。
 この度、私は手術室看護師として、術中麻酔管理領域パッケージで特定行為研修を修了しました。術中麻酔管理パッケージを受講したことで麻酔管理に必要な人工呼吸器管理、動脈血液ガス分析関連の手技、手術中の輸液や薬剤投与などを学びました。麻酔科医師と連携をとりながら患者さんにとって安心して手術が受けられるよう、手術前から手術後まで継続したケアの提供、当院手術室での安全な麻酔管理の一助となるために特定行為を活かしていきたいと考えています。また、パッケージには術後疼痛管理関連も含まれており、特に手術後の患者さんの痛みや苦痛が緩和できるよう特定行為での学びを活かしたケアが提供できるように関わっていきたいと考えています。
 また、院内の医師や他の特定行為看護師との連携をとりながら、手術室だけでなく、院内の患者さんに必要とされる医療がタイムリーに提供できるよう、特定行為看護師としての役割が果たせるように自己研鑽を続けていきたいと思います。

フットケア指導士 石原彰子 小幡優佳 垣地奈津美

 足は片足28個の骨を、靭帯・腱・筋肉で結合し、3本のアーチ構造が全体重を支えています。その優れた構造について、レオナルド・ダ・ヴィンチは、「足は人間工学上の最高傑作である」と述べています。また、心臓から送り出された血液を、歩くことで心臓へ送り返すという「第2の心臓」としての卓話里も果たしています。足を守ることは、その人の生命と人生を守ることに直結します。
 私たちフットケア指導士は、歩行できる足を守るため、処置はもちろん、患者さんのへ指導にも力を入れています。また、フットケアチームで連携が構築されています。足に問題を抱えている方(爪が厚くて切れない等)、ぜひ一度お越しください。

医療リンパドレナージセラピスト 金田寛奈 土信田一代

 リンパ浮腫とは、リンパ系の損傷や閉塞により体液が正常に流れないために起こるむくみのことで、一度発症すると治りにくいという特徴があります。リンパ浮腫は、放置すると悪化し日常生活に支障をきたす他、細菌感染などの合併症の危険性があります。治療を行うことで、浮腫の悪化を防ぎ症状を改善することができます。 当院では、2019年にリンパ浮腫外来を立ち上げ、毎週月曜日に専門外来を開設しています。リンパ浮腫外来では、医師の指示に基づき、資格を取った看護師が、ドレナージ、圧迫療法、圧迫療法下での運動療法の指導、スキンケア、セルフケア指導などの複合的治療や指導を行っています。私たちは、ひとりひとりの浮腫みの状況や、生活環境に合わせた指導を行い、リンパ浮腫と上手く付き合って生活できるようになることを目標に支援しています。 患者さんからは、「浮腫みが少しずつ改善し、膝、足首が曲がるようになった」、「浮腫みが改善され靴が履きやすくなった」などの声が聞かれています。 浮腫みでご心配な方は、是非、お声掛け下さい。

糖尿病療養指導士 小山良実 海老原浪恵

 糖尿病は予備軍を含めると6人に1人がかかる生活習慣病です。誰もがかかる可能性がある身近な疾患であるにも関わらず、高度な治療やケアが定着しているとはいえません。このような状況を少しでも改善したと思い昨年資格を取得しました。現在は外来と病棟の双方で専門医師、薬剤師、管理栄養士などと連携し療養指導を行っています。患者さんはそれぞれの生活も異なり、治療に対しての思いもさまざまです。 様々な不安を抱える中で患者さんの生活の中に無理なく取り組めるよう、自分の治療に関心を持って取り組めるようなサポートをすることを心がけています。糖尿病とこれからも長く付き合っていけるように一人一人に合わせた対応を患者さんと一緒に考えていきます。患者さんだけでなく、御家族の方も些細なことがあればご相談下さい。今後も糖尿病療養指導士として日々新しい知識を吸収しながら、他職種と連携し患者さんの療養に役立てるように取り組んでいきます。

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