ルイ・アームストロングは1939年にトランペットを持ちながら言った・・・「スイングというのは何でしょうか?」
その秘密は、ジャズソリストの演奏のタイミングにあるのです。
この情報はニューヨークの小児科医師ハワードが、私が大のジャズファンであることを知っていて送ってくれました。
何十年もの間、ジャズ音楽のファンは、ある曲にはなぜスイングがあるのか、つまり、足をタッピングし、頭をバップするような独特の揺れ感があるのかについて議論してきましたが、ジャズミュージシャンは、オリジナルのピアノ録音とデジタル処理で微調整したピアノ録音を聴いた後、リズムセクションに対してソリストのタイミングが部分的に遅れている場合、音楽を「スイングしている」と評価する傾向が7倍以上あることが、2022年10月6日付けのCommunications Physics誌で発表されました。
ジャズ録音のソリストのタイミングだけをコンピュータ上で微調整し、プロとセミプロのジャズミュージシャンにそれぞれの録音のスウィングを評価してもらったところ、
ソロのダウンビートがリズムセクションに対してわずかに遅れており、オフビートは遅れていない場合、ミュージシャンは音楽をよりスイングしていると判断する確率が7.5倍近くも高かったのです。
つまり、スイングするためには ”タイミングをずらせばいいだけだ”
スイングの名手、バディ・デフランコ(ジャズクラリネット奏者)
LPレコードのジャケットはしゃれているものが多い。このレコードはジャケットのアートワークに目が引きつけられ、いわゆる“ジャケ買い”したもの。演奏も大当たりだった。ビル・エバンス+スコット・ラファロのレコードとともに週末のお気に入りとなっている。