ラオスの珈琲と情熱のジャズピアニストーペトルチアーニ

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守谷の自宅の近くに古民家を改造した「さくら坂Vivace」というイタリアンレストランがある。守谷のはずれの丘の上にあるので、見渡す限りみどり、みどりの田んぼが目に優しい。毎月第2日曜日にこの丘の上ガーデンでメルカート(市場)が開かれる。地元の野菜生産者や近隣のパン屋、少し離れた石岡から参加しているローストビーフショップ(ここの燻製は実に美味しい!)、イタリアの陶器や雑貨の店では、懐かしい南イタリアのアマルフィやポジターノから仕入れたという店主としばし話しがはずむ。
昨日はローストビーフ、イタリアの陶器と小物雑貨を購入し、さあ帰ろうかと丘を少し降ったところに小さな古い車を改造した店があり、良い香りがしてきた。家内がコーヒー豆を販売しているようよ、と教えてくれた。若者が35度を超える真夏の炎天下に汗をかきながら小さな焙煎機で、その場で焙煎しながらコーヒー豆を販売していた。その汗まみれの顔をみたら、「これは買わねばならぬ」と話しをすると、大学生の頃からラオスのコーヒーに魅せられて、ラオスのコーヒー生産者から直接コーヒー豆を仕入れているとのこと。まだ店舗を持てず、茨城や千葉の市場などで移動販売をしており、店の名前も「ちばらき珈琲」(ちば+いばらき)とおもしろい。
今回購入したコーヒー豆は「ラオス カティモール ナチョラル」。ラオスのコーヒー生産はフランス植民地時代にコーヒー栽培に適した高地のボーラウェン高原にコーヒーが植樹されたのが始まりと言われている(Wikipedia)。ちなみにカティモールというのは風味は良いが病害に弱いアラビカ種と病害に強いが風味にやや劣るロブスタ種との異種間自然交配種で、東ティモールで発見された品種だとのこと。
まあうんちくはさておいて、「山の日」の振替休日は、広島から帰郷しているコーヒー好きの息子に淹れてもらったラオスコーヒーを楽しんでいる。爽やかな酸味と甘みがありやさしい味で、家内はエチオピアゲイシャ豆に比べて、飲みやすいと評価している。

休日の朝はコーヒーと音楽だ。今朝はフランスのジャズピアニストで情熱的で美しいピアノを聴かしてくれる、ミシェル・ペトルチアーニを楽しんでいる。ペトルチアーニは先天性の骨形成不全症を抱えており、成人しても身長が1メートル程度しか伸びなかったようだ。さらに骨がもろいためピアノ演奏中に指、手首、鎖骨などがしばしば骨折したとのこと。彼は自分の人生が短いと認識していたため、「時間がもったいない。時間との闘いだ」とその人生を描いたドキュメンタリー映画 “情熱のピアニズム”でも語っていた。36年というとても短い人生で、多くの情熱的でしかもとても美しい作品と演奏を残しており、人生は長さでなくその内容だということをあらためて感じさせてくれるピアニストだ。

眼前に広がる一面の緑で夏のまぶしい光に疲れた目を休め、しばし憩いの時間を過ごす(さくら坂メルカートにて)

フランスのジャズピアニストーミシェル・ペトルチアーニ このアルバムの“Memories of Paris”が好み

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