専門・認定看護師の紹介

感染管理認定看護師 綾部明美

感染管理認定看護師の役割は、患者さんや家族の方だけでなく、職員も含めた病院に関わる全ての人を感染症から守ることです。
専門的な知識を持ち、感染状況を把握する調査(サーベイランス)や感染対策の実践・指導・相談を行っています。
感染対策を実践していくには、感染対策管理室だけでなく、すべての職員が行動出来ることが必要です。医師・看護師・薬剤師・検査技師による感染制御チームによるICTラウンドなどできめ細やかな情報収集と、各部署が抱えている感染対策の実践上の問題を、全員ができるように、自部署にあった感染対策に変えていくことを、リンクスタッフと共に日々奮闘しています。
効果的な感染管理を行うためには、他の職種と協力しながら組織横断的に働きかけていく事が必要です。データや根拠をもって治療や看護の質の向上につながる活動を心がけています。

乳がん看護認定看護師 井上陽子

乳がんは年々患者数が増加しています。あなたの大切な人やあなた自身が乳がんにかかる可能性があります。早期に発見し治療を受けることで、ほとんど命を脅かすものではありません。
乳がんの治療は、乳がんの性質によって治療選択が多く、経過を長くみていく必要があります。診断時から患者さんに寄り添い、病気や治療内容をわかりやすく説明をし、より良い治療選択ができるように支援していきます。
抗がん剤治療では、医師や薬剤師・他職種と連携をとり、治療を継続できるようセルフケア支援を行っています。また、術後の補整下着の相談や日常生活へのアドバイスも行っています。
さまざまな悩みを抱える乳がん患者さん、ご家族の身近で相談できる存在でいることを心がけています。

摂食嚥下障害看護認定看護師 半村博美

私は介護部門に在籍しています。
介護部門の「食支援」は、在宅生活や社会参加を支えながら食生活の質を維持し更には高めることであると考えます。
生活を支える家族を中心に医師、介護士、栄養士、訪問看護師、医療相談員、介護支援専門員、リハビリスタッフなど多職種と協働し個別性を意識した「食支援」を展開しています。
主に在宅で生活しながら通所サービスを受けている方や施設を利用されている方の摂食機能や嚥下機能を評価し、姿勢調整や食事形態の変更、食具の工夫やとろみ調整など行っています。根拠ある調整や変更は、チームアプローチにつながっています。
また嚥下外来がはじまり、嚥下内視鏡による評価後に嚥下リハビリを行っています。嚥下体操や身近な食品を用いた訓練や動画を利用した訓練では、笑いある楽しいリハビリ時間となっています。自宅での訓練は、負担なく生活の中に取り入れられるよう一緒に考えお願いしています。
今後は摂食機能低下や嚥下機能低下の予防に向けた活動を通して、地域の皆さまに貢献したいと考えています。
食べる事は楽しみであり、人をつなぐことや生きることにもつながっています。
そのつながりの中に私がいることに感謝しています。
どうぞお気軽にご相談ください。

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